東日本大震災の爪痕。実家周辺(飯舘村)

始めに

2011年3月11日、その名の通り東日本大震災が起きました。私の実家である飯舘村は地震による被害はほとんどありませんでしたが原発の影響で自宅待機の末、避難指示が出されました。 私は、当時東京で働いており地震が起きた時は社内にいました。これから載せる写真は五月の連休の際に実家に戻った時に撮ったものを載せました。

村外周辺

1枚目は帰省する途中で撮影した写真です。自衛隊の車があり重々しさが伝わってきます。 二枚目は南相馬市の海から10Km以上離れた場所です。船が見えます。
海沿い(浜通り地方)は被害が大きく、中通り地方は被害は少なく自衛隊の駐屯地といったところでしょうか。

実家周辺

まず一つ感じたことが春なのに秋の匂いだったということ。 秋の匂いとは植物が枯れ始めころの匂いで良く言えば紅葉に出かけたときの匂いでしょうか。 実際、枯れた植物と成長する植物が入り交じっていて枯れた植物の匂いの方が勝り、五月なのに秋の匂いになっていました。 本来なら枯れた植物は集められて破棄したのち、新たに芽が出た若葉の匂いとまだ雑草に浸食されていない新しい土の匂いがします。 それを感じられないのは非常に悲しく感じました。

1枚目は道路から実家と畑を撮影しました。畑に入ることを止められて雑草がぎっしり生えていました。雑草なのに1mをゆうに越えています。
2枚目は家に向かう道の真ん中でガイガーカウンター(放射能測定器)で測った写真。(3.49マイクロシーベルト)
3枚目も家に向かう道で測った写真。(3.55マイクロシーベルト)
4枚目はビニールハウス前(ビニールは取り外し済み)で図った写真(4.16マイクロシーベルト)

屋内

屋内は見た目は特に変わりません。雰囲気だけが物々しい感じでした。
1枚目は玄関。(1.82マイクロシーベルト)
2枚目は台所。(1.35マイクロシーベルト)、居間も同じぐらい。
3枚目はトイレ(2.06マイクロシーベルト)、風呂場も同じぐらい。
4枚目はテレビ。注目するのは画面。一番外側が県内でその次に全国。

ペットについて

5月時点では特に変わらず。避難指示があった時、両親は犬はドックフードを一袋(10Kg)を封を切って小屋に入れ放し飼いにしました。 猫は猫用の出入り口があるので犬と同じように台所にキャットフード(10kg)を置きました。
2週間ほどで1度戻ってきましたが、犬は小屋にいていつもの通りで猫は家にいましたが1~2週間ほど名前を呼んでも寄ってこなかったそうです。

制作:white-exon